「仕事に行くのが辛い……」「毎朝起きるだけで憂鬱な気持ちになる……」
仕事に行くのが嫌で、毎日悩んでいる20代の方は多いと思います。
仕事のことを考えるだけで気持ちが落ち込んだり、毎日夜遅くまで楽しくない仕事で長時間拘束される日々。
皆さんは何十年もその様な状態で今後を過ごしていけますか?
もし答えが「NO」なのであれば、今すぐに行動に移すべきです。
勇気を出して行動をしよう!
結論からいうと、20代で仕事を辞めたいと思うことは何も問題はありません。むしろ当然のことです。
辞めたいけど何をすればいいかがわからないよ……。
この記事では、仕事を辞めたいと考えている20代の方が、具体的に今すぐするべきことを、以下の4つのパターンで紹介をしていきます。
仕事を辞めたいときの行動4パターン
- 今すぐ辞めたい⇒【退職交渉をする】
- 良い会社があれば転職したい⇒【転職活動をする】
- 新しいスキルを獲得したい⇒【資格・スキルの勉強をする】
- 何がしたいかわからない⇒【キャリアコーチングを受ける】
最後まで読めば、今日から何をするべきかイメージができるでしょう。
- 20代で仕事を辞めても問題ない理由
- 辞めるか迷った時に考えるべき基準
- 仕事を辞めたいときに具体的に行動すべきこと
それでは説明していきます!
20代で仕事を辞めても全く問題なし
結論からいうと、20代で仕事を辞めても全く問題はありません。
今は4人に1人が新卒で入社した会社を3年以内に辞める時代です。
そもそも20代は社会人経験が無いので、会社を選ぶ基準や情報をほとんど持っていません。
そのような状況で選んだ会社が、自分に合ってないのは当然のことです。
その経験を次の仕事選びに活かせばよいのです。
20代の会社選びはミスマッチがあって当たり前なんだ!
でも今の会社を辞めても大丈夫か不安だよ……。
今の会社を辞めるのが不安だと思う方も多いでしょう。
20代のうちは無理して合わない仕事を続けるよりも、自分に合った仕事を見つけた方が絶対に良いです。
合わない仕事をこの先もずっと継続する方が大変だよ
以下に詳細を解説するので、順番に見ていきましょう。
①20代であれば何回でもやり直しができる
20代で仕事を辞めることに不安を感じる方も多いと思います。
- 短期離職だと思われて採用されなかったらどうしよう。
- 今より良い仕事につけなかったらどうしよう。
もし上記のような悩みを感じいていても心配は無用です。なぜなら、20代であれば何回でもやり直しがきくからです。
転職回数が多く、在籍期間が短くても20代であれば採用したい!という企業は数多くあります。
「20代」という年齢はポテンシャルでの採用も多く、非常に大きな武器になります。
20代という年齢は転職でかなり有利だぞ!
また新卒では入社が難しかった企業も、中途の第二新卒として入社できるケースもあるので、今より良い仕事に出会える可能性は非常に大きいです。
②無理して働くと失うモノが大きい
20代という時間は非常に貴重です。
様々な仕事にチャレンジができるのも、20代のうちです。
30代になるとより専門性が求められるので、転職が難しくなります。
「自分には合わない仕事」を続けた結果、本当に自分に合う仕事を見つける機会を逃すかもしれません。
また現職を続けることで、健康に支障が出てしまうと回復までに時間がかかります。
場合によっては、仕事に行くこともできなくなり、時間もお金も失うことがあります。
「合わない仕事を続けること」と「失うモノ」を比較した際に、失うモノが多い場合には、会社を辞めた方がよいでしょう。
仕事を辞めるかどうか迷った時の基準

「仕事を辞めたい……」と考えてしまう瞬間は、誰にだってあるものです。
しかし、勢い任せに退職すると、辞めてから後悔してしまうかもしれません。
そこで、こんな会社だったら辞めても問題ないという基準を解説します。
「会社に残るべきか」「辞めるべきか」で迷ったときに、ぜひ読んでみてください。
こんな会社は早めに辞めた方がいいよ!
すぐに仕事を辞めた方が良い状況とは?
「退職を選んだ方がよいケース」を3つ紹介します。
①会社の制度や風土が問題の時

会社の制度や風土そのものに問題があり、解決が難しい場合は転職を検討しましょう。
例えば以下の様な事例です。
- 深夜残業が常態化している
- パワハラ・セクハラが日常的におこっている
- 過労による休職が頻発している
このような場合は、あなた自身では解決できない問題が多いです。
悩んだところで、何も変わらないので早めに転職をした方が良いでしょう。
②将来の自分を想像できない時

今の会社で5年後、10年後の働いている姿を想像することはできますか?
難しい場合は、その会社で今後頑張ったとしても、自分が期待することは得られない可能性が高いです。
少し上の先輩や上司を見てみても良いかもしれません。
自分が目指したいキャリアや働き方をしているでしょうか?
もし答えが「NO」であれば、その会社で努力する時間は無駄です。
同じ時間を努力するのであれば、少しでも自分の将来や理想に近くなる場所で頑張った方が良いです。
③健康に支障をきたしている時

ストレスや働きすぎが原因で心身の健康を損ねそうな場合は、無理をしてはいけません。
一度健康を崩すと、回復にとても時間がかかります。
自分の健康を犠牲にしてまで、働くべき理由は何もありません。
もし、うつ病の様な症状が出たときには、一刻も早く休みましょう。
退職ではなくても、休職して一度時間を作ることで回復する場合もあります。
まずはゆっくり心を休め、リフレッシュに専念することが大事です。
すぐに仕事を辞めるべきではない状況
勢いで退職をして後悔しないためにも、以下のような状況は退職をする前に一度ゆっくり考えた方が良いでしょう。
- 一時的なトラブルが原因の時
- 介護や結婚などの家庭の事情
①一時的なトラブルが原因の時
一時的に忙しい、上司に怒られたなど、一時的なトラブルが原因で辞めたいと思ったなら、少し休んでみましょう。
疲労困憊した心身で、退職を決めるのは危険です。
休暇を取り、落ち着いた環境に身を置いてから決断しても遅くありません。
②介護や結婚などの家庭の事情
介護や結婚を理由に辞めた場合、キャリアが途切れるリスクがあります。
一旦退職して「家庭がひと段落したから復職しよう」と考えても、以前と同じ給与・仕事をもらえるとは限りません。
家族のために頑張ろうと考えることはとても良いことです。
しかし再就職が困難になっては経済状況は非常に厳しくなる場合があります。
育児や介護を理由に退職する際は「本当に辞めなければいけないか」を家族でじっくり検討しましょう。
行政や介護サービスを活用する方法もあるので、家族で相談して、ベストな方法を見つけましょう。
仕事を辞めたいと思った時にするべき行動4パターン
仕事を辞めたいと思った時にするべき行動を4パターン紹介します。
- 今すぐ辞めたい⇒【退職交渉をする】
- 良い会社があれば転職したい⇒【転職活動をする】
- 新しいスキルを獲得したい⇒【資格・スキルの勉強をする】
- 何がしたいかわからない⇒【キャリアコーチングを受ける】
仕事を辞めたいと悩んでいるときは、とにかく行動をしてみることが重要です。
4パターンの具体的にするべきことを紹介するので、自分が今すべきことは何かを見ていきましょう。
それでは説明していきます。
退職交渉をする

今すぐ会社を辞めたい!もう明日から会社に行きたくないという人は、おそらく精神的にも身体的にも限界が近いと思います。
すぐに退職をして、まずはゆっくり心を休め、リフレッシュに専念することが大事です。
一度休んでから、転職をするのかどうかを検討しても遅くはありません。
企業に退職を伝える場合は、自主的に伝えるケースと、退職代行会社を使って間接的に退職を伝えるケースがあります。
自主的に退職を伝える場合
自主的に退職を伝える場合は、最初に伝えるべき相手は、自分の直属の上司です。
上司ではなく、人事や上の役職者に伝えることはマナー違反です。
あらかじめ上司に時間を取ってもらって、二人きりの場で伝えるようにしましょう。
退職を伝える際のポイントは、「退職することはすでに決めている」という意思が伝わるように言うことです。
「退職しようかと考えておりまして」といった曖昧な言い方だと、「退職するかどうか悩んでいる」という意味に聞こえてしまいます。
こうなると、企業側も引き止めたいと考えるので退職が難航する場合があるので、はっきりと退職の意志を伝えましょう。
退職代行会社を使う場合
退職代行は、労働者に代わって退職の処理を行ってくれるサービスです。
実は、一部企業では、退職を伝えた人に対して執拗な引き留めを行ったり、脅しや嫌がらせをして退職を撤回させようとするケースがあります。
退職代行は、企業と労働者の間に入って、手続きを進めてくれるためこのようなトラブルを回避することができます。
退職代行サービスを使うと、一度も企業側と本人でやり取りをすることなく退職をすることが可能なので、心理的負担は全くありません。
退職をすることに不安を感じる方にはおすすめの方法です。
しかし、退職代行サービスは、やり方を間違えれば、弁護士法に抵触する可能性があるので、注意が必要です。
こちらの記事で、退職代行の注意点と使うときのポイントを紹介しています。
転職活動をする


「良い会社があれば転職をしたいなぁ」と考えている方は、まずは転職活動を始めてみましょう。
転職活動をすることで、今の転職市場や在籍している企業の状態を客観的に知ることができるので、本当にいま転職すべきなのかという判断もしやすくなります。
転職意志が明確になくても、まずは転職活動をしてみよう。
転職するかわからないのに、転職活動していいの?
全然大丈夫!転職活動してから転職するか決める人も多いよ!
実際に筆者も過去2回転職活動をした経験があります。
1回目の転職活動では、キャリアアドバイザーから「今のスキルで転職をするより現職であと2年頑張った方がいい」とアドバイスを貰って、転職を辞めたことがあります。
そのアドバイス通り、2年後に再度転職活動を行って、希望する企業へのキャリアチェンジに成功しています。
まずは、転職活動をして自分の市場価値を知ることが重要です。
まずはいくつかの転職サービスに登録をして情報収集を行いましょう。
おすすめの転職サービスを2つ紹介します。
AIの市場価値診断を受けてみる


ミイダス
自分の経歴やスキルを入力していくと、「年収〇〇万円」という形式で市場価値をデータベースをもとに測定することができます。
また希望に合致する求人もその場で紹介をしてもらえるので、客観的に自分の市場価値を判断する材料になります。
ミイダス
\5分で測定完了/
転職エージェントに登録をする


転職エージェントはキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりに担当としてついて、自分に合った企業や求人の紹介をしてくれるサービスです。
あまり知られてはいませんが、転職エージェントは採用企業から報酬をもらっているため、転職者側は一切費用がかからず無料で使えます。
転職をするかどうか悩んでいる段階であっても、今までのキャリアの棚卸しや、キャリアプランについて相談ができるので、まずは初回カウンセリングを予約してみるとよいでしょう。
早い段階で相談をすることで、転職活動の方向性が明確になるので、効率的に転職を進めることができます。
支援実績No1!業界最大級の求人数。迷ったらまずはおすすめ!
20代の転職に強みをもったエージェント。求人も幅広く取り扱い有。
- パソナキャリア
女性の転職に強みを持ったエージェント。顧客満足度も高い。
おすすめの転職エージェントは上記3つです。
リクルートエージェントは業界最大数の求人数を取り扱っているため、最初に登録するエージェントとしておすすめです。
経験豊富なプロのアドバイザーが、あなたの希望を聞いたうえで今後の転職の進め方を提案してもらえます。
\1分でカウンセリング予約/
その他の転職エージェントは以下の記事で詳しく紹介しています。
資格・スキルの勉強をする
全く違う業界や職種にチャレンジをしてみたい!という方は資格・スキルの勉強をしてみるのもよいでしょう。
20代であれば、時間的な余裕があるので資格やスキルを習得することで、いくらでも巻き返すことが可能です。
スキル習得をするならIT系がおすすめ
20代でこれからスキル習得をするのであれば、IT系のスキルがおすすめです。
理由は、IT人材の需要は今後ますます増えていくことがわかっているからです。
ITニーズの拡大により、業界の市場規模は右肩上がりで拡大をしています。
一方で、働き手の減少によりエンジニアの数は横並びのため、エンジニアの不足が問題になっています。


企業側もエンジニアの採用に苦戦をしている状況です。
DODAが発表している職種別の有効求人倍率(2021年7月)では、技術系(IT/通信)は9.78倍でした。
これは、1人のエンジニアに対して10社弱の企業からオファーがある状態です。
有効求人倍率の平均1.79と比較すると非常に高いことがわかります。
結果として、未経験でも良いから人材を獲得したいという企業が増えています。
\未経験エンジニアの求人をチェック/
未経験でもスキルを習得できれば、エンジニアになれる可能性が非常に高いです。
今からスキル習得をするのであれば、ITスキルの獲得がおすすめです。
プログラミングを学ぶ


IT業界への転職を目指す場合は、「プログラミング」のスキルを習得する必要があります。
プログラミングを学ぶ場合は、独学かスクールに通う方法があります。
まずは学習サイトや書籍などで独学をしてみることをお勧めします。
大体20時間ほど勉強をしてみて、プログラミングを本気でやってみたい、もっと短期間で習得したいと思う方はスクールの入会を検討してみると良いでしょう。
スクールでは、プロの講師によるカリキュラムや、その場で質問ができる環境があるので、確実にスキル習得をすることができます。
また、最近のプログラミングスクールでは、就職支援もサポートをしていることがあります。
DMM WEBCAMP
スクール料金はかかりますが、就職できればすぐに元を取れると考えるとかなりお得だと思います。
DMM WEBCAMPについては、「DMM WEBCAMPの口コミ・評判|実際どう?」で詳しく紹介しています。
今なら無料で、エンジニア就職に関する相談からカウンセリングしてもらうことができるので、まずは相談してみると良いでしょう。
キャリアコーチングを受ける


今の会社は辞めたいけど、自分が何をしたいかわからない……。という方も多いと思います。
明確な転職の軸が決まっていない時に、勢いで会社を辞めてしまうと後悔をします。
結局、転職した先の会社でも同じように悩んでしまう可能性が高いです。
下記の様な状態の人は、まずは自分のキャリアの軸を整理するべきです。
- やりたいことが無くて将来が不安
- モヤモヤしてるけど、仕事を辞めるのは怖い
- 悩んでいる原因が自分でもわからない
キャリアの軸の整理って何をすればいいのかわからないよ……。
そこでおすすめなのが、キャリアのコーチングだよ!
皆さんは、キャリアのコーチングサービスがあることを知っていますか?
キャリアコーチングとは、転職を前提とした転職サービスとは異なり、「どう生きたいか」の整理をしながら、自分にあった最適な働き方を検討していきます。
転職サービス:転職が目的
ポジウィルキャリア:どう生きたいかの整理が目的
転職サービスの場合は、あくまで転職がゴールです。
キャリアコーチングの場合は、転職、副業、フリーランス、現職残留など様々な選択肢があります。
自分に合った生き方・働き方を提案してもらえます
キャリアの軸が明確ではないのに、転職活動をしても中々上手くいかないので、「自分は何をしたいのだろう」と悩んでいる方はキャリアコーチングをおすすめします。
マジキャリでは現在、無料で45分間の初回カウンセリングが受けられます。
無料カウンセリングだけでも、キャリアの悩みが少し解決したという声もあります。
まずは、無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
マジキャリについての詳細は以下の記事で紹介しています。
転職するなら第二新卒のうちがベスト
もしあなたが20代前半のいわゆる「第二新卒」の期間であれば早めに転職をすることをおすすめします。
「第二新卒」は業界も、職種もリセットできるチャンスが一番高い期間です。
新卒と同様にポテンシャル採用で選考を受けることができるので、キャリアチェンジが成功しやすいです。
第二新卒の転職については、「第二新卒の転職はいつまでが良いの? 失敗しないためにベストなタイミングとは」で詳しく説明しています。
20代後半でも転職は可能
社会人になってから3年以上経って、20代後半で転職をする場合は、第二新卒の枠ではなく中途の経験者採用を狙うと良いでしょう。
現職での経験を活かして、転職ができるので、即戦力として活躍出来たり、待遇や条件を維持したまま転職することができます。
異業種への転職を希望する場合は、未経験歓迎のポジションに応募することも可能です。
まとめ
今回は、仕事を辞めたいと思った時にするべき行動を4パターン紹介しました。
- 今すぐ辞めたい⇒【退職交渉をする】
- 良い会社があれば転職したい⇒【転職活動をする】
- 新しいスキルを獲得したい⇒【資格・スキルの勉強をする】
- 何がしたいかわからない⇒【キャリアコーチングを受ける】
仕事を辞めたいと悩んでいるときは、とにかく行動をしてみることが重要です。
後悔無く退職ができるよう、自分に合う選択肢を取りましょう!