ITスキル・プログラミング

文系・新卒でSE(エンジニア)に就職はきついのか?リアルな現状を解説します

文系で新卒でSE(エンジニア)になりたい!でも知識とかスキル全く無いけど大丈夫なのかな?と不安に思っている学生の方いませんか?

  • 未経験からSEになれるのかな?
  • 文系だけどSEって目指して大丈夫?
  • 文系でSEって本当にきついの?

この記事では、そんな文系からSEを目指している人に向けて、実際に文系でSEになるのはきついのか?リアルな現状をお伝えします。

私は実際に人材業界で多くのWEBエンジニアの採用のお手伝いをしてきました。

その経験から言うと、「文系でもSEとして活躍することは可能です」。

文系か理系かはSEになる上で、全然関係ありません!!

文系でSEがきついと言われているのは、一部のSEがに向いていなかった人達が、文系という理由でSEは合わないと勘違いしているためです。

この記事では、なぜ文系でSEはきついと言われているのか?どんな人がSEに向いていないか?について説明していきます。

この記事の内容
  • 文系でもSEとして活躍できる理由
  • なぜ文系でSEはきついと言われているのか
  • SEに向いていない人の特徴
  • 新卒でSEになるために準備するべきこと
キャリア隊長

エンジニアを目指したい人は最後まで読んでね!

それでは説明していきます!

文系でもSE(エンジニア)として活躍できる理由


文系でもSEとして活躍することは可能です。

数学が得意であったり、理系出身者であることと、SEは全く関係がありません。

文系出身者が誤解しやすいことなのですが、SEの仕事には数学の知識は必要ありません。

必要なのは、「ITの知識」と「プログラミング」です。

どちらも勉強をすれば、文系でも習得することが可能なスキルです。

プログラミングとは

コンピューターに実行してほしい作業の指令を行うプログラムを作ること

また理系学生はプログラミングができるというのも誤解です。

学生時代から、専門的にプログラミングを学んだという人はほとんどいません。

文系・理系関係なく、SEとしてのスタートラインは全く同じなのです。

文系でSEとして活躍している人は多い

実際にエンジニアとして活躍している人の中にも、文系出身者は多いです。

IT人材白書2020」によると、IT技術に携わっている人のうち30.2%は文系となっています。

このように、現場で活躍しているエンジニアの中には文系出身者が多くいます。これは、「文系出身者でもエンジニアとして活躍できる」ことの根拠といえるでしょう。

またクラウド型の人事労務ソフト『SmartHR』のCTOのの芹澤雅人さんは文系出身のエンジニアです。

文系であってもエンジニアとして活躍している経営者や責任者の方は多くいます。

SEのニーズは右肩上がりで増えている

ITニーズの拡大により、業界の市場規模は右肩上がりで拡大をしています。

一方で、働き手の減少によりエンジニアの数は横並びのため、エンジニア人材の不足が問題になっています。

出典:経済産業省 

企業側もエンジニアの採用に苦戦をしている状況です。

DODAが発表している職種別の有効求人倍率(2021年7月)では、技術系(IT/通信)は9.78倍でした。

これは、1人のエンジニアに対して10社弱の企業からオファーがある状態です。

有効求人倍率の平均1.79と比較すると非常に高いことがわかります。

このような状況下の中では、文系、理系問わず幅広く人材確保が必要になってきます。

文系出身者であってもエンジニアになる門戸はかなり広いと言えます。

なぜ文系でSEはきついと言われているのか?


冒頭で説明した通り、SEになるために文系・理系は全く関係ありません。

それでは、なぜ文系のSEはきついと言われているのでしょうか?

これは、SEに向いていなかった一部の文系出身者が、文系という理由でSEは合わなかったと勘違いしているためです。

SEには向き・不向きがあります。「文系だから」という理由ではなく、しっかりとどんな人がSEに向いていないかを捉えることが重要です。

ここからはIT業界、SEとしての職種の特徴から、SEに向いていない人について説明をしていきます。

事前に自分のタイプや思考性と照らして、SEが向いているかどうか判断をしましょう。

キャリア隊長

自分はSEに向いているかどうかを確認してみよう!

SEに向いていない人

SEに向いていない人の特徴は以下の通りです。

SEに向いていない人

  1. ITが苦手、興味がない
  2. 論理より感情で考えてしまう
  3. 地道な作業が苦手

逆に、SEに向いている人の特徴は以下の通りです。

SEに向いている人

  1. ITが好き、興味がある
  2. 論理的に物事を考えるのが得意
  3. 地道な作業が得意

SEに向いていない人の特徴を詳しく見ていきます。

①ITが苦手、興味がない

PCが苦手だったり、ITサービを使うことに興味が無い人は、SEはやめておいた方が良いです。

IT業界は、変化が激しく、常に最先端の情報をキャッチすることが重要です。

ITに興味がある人にとっては、常にアンテナを張って最新の情報をキャッチすることができるでしょう。

しかし、そもそもITが苦手、興味がない人にとっては苦行ですので、SEはやめておいた方が無難です。

②論理より感情で考えてしまう

プログラミングでは論理的思考能力が重要になります。

ゴールから逆算して、物事を筋立てて整理してプログラムを作成していくことが求められます。

この論理的思考能力は、プログラミングをすれば自然と鍛えられるので、ないとSEになれないわけではありません。

ただし、論理的思考よりも感情的思考の方が好きという方や、論理ってなんか苦手。。という方にSEは合わないでしょう。

③地道な作業が苦手

プログラミングは、PCを使った地道な作業が多いです。完成したシステムをみると華やかな雰囲気がしますが、完成させるまでの作業はトライ&エラーの繰り返しです。

プログラムが動くまでは、調査と設計を繰り返しながら、地道な作業を繰り返していくことが求められます。

完成した時の達成感は大きいですが、PC作業が苦手だったり、コツコツ積み上げていくのが苦手な方はSEに向いていないでしょう。

文系でSE(エンジニア)を目指すためにすること

冒頭で説明した通り、文系・理系でSEになるにあたり差はありません。

しかし、事前に就活前からSEになるための準備をしておくだけで、就職を有利に進めることができます。

ここでは、SEを目指す文系学生が学生中にやっておくべきことを解説します。

企業インターンに参加する

実際のSEの働き方や、現場の空気感を味わうのにおすすめなのが企業インターンです。

現役のSEから直接指導を受けることができたり、SEとしての仕事の流れを理解することができるのは大きなメリットです。

SEになってから、やっぱり思っていたのと違ったというミスマッチを減らすためにも、インターンの機会があれば積極的に参加する用にしましょう。

プログラミングを学ぶ

新卒の場合は、エンジニアとしての経験をすでに持っている方はほとんどいません。

そのため実務経験がなくても問題はありませんが、プログラミングのスキルを持っていれば意欲の高さを示すことができます。

プログラミングを学ぶ場合は、独学かスクールに通う方法があります。

まずは学習サイトや書籍などで独学をしてみることをお勧めします。

大体20時間ほど勉強をしてみて、プログラミングを本気でやってみたい、もっと短期間で習得したいと思う方はスクールの入会を検討してみると良いでしょう。

スクールでは、プロの講師によるカリキュラムや、その場で質問ができる環境があるので、確実にスキル習得をすることができます。

また、最近のプログラミングスクールでは、就職支援もサポートをしていることがあります。

DMM WEBCAMPは、プログラミングのスキル習得に加え、新卒を募集している企業の紹介までサポートをしていて非常におすすめです。

スクール料金はかかりますが、就職できればすぐに元を取れると考えるとかなりお得だと思います。

DMM WEBCAMPについては、「DMM WEBCAMPの口コミ・評判|実際どう?」で詳しく紹介しています。

今なら無料で、エンジニア就職に関する相談からカウンセリングしてもらうことができるので、まずは相談してみると良いでしょう。

就職エージェントに相談する

実際に企業を選ぶタイミングになったら、就職エージェントに相談すると良いでしょう。

自分で企業探しをしても良いですが、ITエンジニアの就職支援経験のあるアドバイザーから、自分のスキルや希望に合った企業を紹介してもらうことができます。

また実際の面接対策や、ES添削、ポートフォリオ作成なども一貫してサポートしてもらえるので、内定確率はグッと上がります。

就職エージェントは学生は無料で使えるので、基本使って損はありません。

まとめ

文系であっても、SE(エンジニア)として活躍することが可能です。

エンジニアのニーズは非常に高く、早期にエンジニアとしてのスキルを身につけることができれば、一生働き手に困ることはないでしょう。

エンジニアになるためのプログラミングスクールや就職支援もかなり充実しているので、非常に挑戦がしやすく、リターンが大きいので、是非チャレンジしてみてください!

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カワセミ
・人材会社にて転職支援/人材育成/組織開発などのキャリア支援 ・100社以上の採用コンサル、若手の転職支援実績あり ・キャリアの悩みを解決するためにブログで情報発信 ・Twitterでは、転職×副業の情報を毎日発信中