キャリア戦略

20代向け|未経験職種への転職でも内定が貰える方法!地方の工場勤務だった私がキャリアチェンジに成功した理由とは

「新卒での就職失敗した・・今の仕事じゃ将来何も役に立たない」
「未経験職種にチャレンジしたいけど、こんな工場での仕事じゃアピールできない・・」

これは実際に私が24才で転職を決意したときに実際に悩んでいたことです。

私は新卒で大手メーカーに入社しました。当時は、30才になったら海外駐在して、安定した給与をもらって、格好いいビジネスパーソンになるぞ!と意気込んでいました。

しかし実際働いてみると、最初の配属は地方の工場での生産管理という業務。
年功序列、連日の深夜残業、疲弊している先輩社員・・。それは本社異動になった社員も同じでした。


あれ、自分がなりたかった姿ってこんなだっけ?

この企業で描ける自分の将来のキャリアはあまりに暗いものでした。

すぐに転職を決意して、さっそく活動を始めましたが、その時の私の仕事は、地方の工場での生産管理の経験が2年程度。

営業の様なビジネススキルも無く、ただ社内の管理システムの使い方を覚えただけの、「何のスキルもない若手」でした。

それでも何社か気になる企業のHPから応募しましたが、見事に全部「書類不合格」。
初めての転職活動はあっさり失敗に終わりました。

今振り返ると、その時の自分はあまりに無知で転職弱者でした・・・

その1年後、別の方法で転職に再チャレンジ!

その結果、戦略的に転職活動を進められるようになり、未経験業界・職種にも関わらず、大手人材会社や、戦略コンサル、IT会社など、3社から内定をもらえました。

現在はその中の一つの、人材会社で企画業務をしています。

この1年間で特に仕事内容や自分のスキルは変わっていません。
ただ応募の仕方を変えただけなんです!

実は、未経験業界・職種への転職は、何経由で転職をするかがとても重要です。

結論から言うと、未経験職種への転職は、一番初めに転職エージェントに登録することが必須です。

これをせずに、自分の受けたい企業に応募してしまうと、何も準備できていないまま、面接でお見送りになって、本当に後悔します(最初の私・・・)。

その理由を説明するためには、それぞれの応募手法による違いと、それぞれのメリット・デメリットを説明します。

この記事では20代で未経験職種に転職をしたいと思っている人には絶対に役立つ情報になっているので、最後まで読んでみてください!

求人への応募パターンを理解する

転職時の、求人への応募パターンは大きく分けると、4つあります。

  1. 知人紹介(リファラル)
  2. 転職サイト
  3. 転職エージェント
  4. 直接応募

私は1回目の転職の時は、それぞれの違いも理解せずに求人に応募してました。
結果は、もちろん大失敗。書類選考さえ通過せず、面接に進めませんでした。

4つの応募パターンは、それぞれメリット・デメリットが異なるので、しっかりと自分の状況に合わせて使い分けていくことが重要です。

この違いを知らずに、求人応募してしまうと、内定がもらえるはずだった企業でもお見送りになってしまう可能性があります。

まずは、それぞれの違いについて説明します。

知人紹介(リファラル)

転職業界では、リファラル採用といわれますが、採用したい企業が、自社の社員の紹介経由で人材を募集することを指します。

企業側からすると、自社をよく理解した社員の紹介であるため、企業にマッチした人材を募集できて定着率も高く、さらに自社採用であるため採用コストも大幅に削減できます。

ただし、転職する側からすると、希望する企業がリファラル採用に力を入れていて、かつ紹介してくれる知人が働いていることが必要なため、そもそも求人が限られてくるという問題があります。

転職サイト

転職サイトは、さまざまな業界・職種の求人が掲載されていて、自由に検索、閲覧がでくるWEBサービスです。

リクナビNEXTや、dodaなど大手人材会社が運営している転職サイトが有名ですね。

転職サイトは扱っている求人も幅広く、また自分のペースで応募できるため、数多くの求人情報を比較、検討したうえで、手軽に応募することができます。

転職エージェント

転職エージェントは、アドバイザーと呼ばれる転職支援のプロがマンツーマンでキャリアカウンセリングを行い、自分に合った求人を紹介したり、実際に面接のアドバイスや入社までのフォローを担当してくれるサービスです。

面接の調整や企業とのやり取り、年収交渉等も、すべて仲介して対応してもらえます。

また転職サイトには掲載されていない、非公開の求人や情報を扱っている場合もあるため、情報を収集する観点でも、一度登録をするとよいでしょう。

転職希望者は無料で転職エージェントを利用できますが、これは入社が決定した企業から報酬を受け取っているからです。

直接応募

自分で企業のHPに掲載している求人情報などを見て応募することを直接応募といいます。

直接応募してくれた人は、企業からみると、「志望意識が高い」と感じられ、好印象を持たれるケースが多いです。

企業とのやり取りや条件の調整は、企業と自分が直接行う必要があるため、かなり手間がかかったり、転職に慣れていないとうまく交渉ができなかったりするリスクが高いです。

応募手法によるメリット・デメリット

それぞれの応募手法の違いを理解できましたでしょうか。

それぞれどのようなメリット・デメリットがあり、どんな人に合っているのか見ていきます。

転職経験者は知人紹介・直接応募経由がおすすめ

知人紹介直接応募は、ある程度転職に慣れていたり、応募する企業に対しての準備ができている場合はおすすめの応募方法です。

企業側からすると、採用コストが安く抑えられるため、同じような人材の場合は、知人紹介や直接応募経由での候補者を採用した方がメリットは大きいです。

しかしながら、候補者にとっては求人や企業情報をすべて自分で調べたり、日程調整や条件の交渉もすべて自分で対応しなくてはいけません。

特に条件交渉は、交渉次第で年収の額面が大きく変わったり、労働条件がしっかり自分の希望に合っているかを確認しなければならず、転職に慣れていない方にが一人で対応するのは非常に困難です。

そのため、知人紹介や直接応募は、ある程度転職に慣れていたり、すでに受けたい企業が決まっていて下調べも完璧にできているという方にはおすすめできますが、初めて転職活動をする人や、まだ転職の軸や受けたい企業が決まっていない方は注意が必要です

自分のペースで転職をしたい人は転職サイト経由がおすすめ

転職サイトは、求人数が圧倒的に多く、幅広い選択肢の中から自分で好きな求人に応募することができるので、「まずはどんな求人があるのか見てみたい」「自分のペースで転職活動をしたい」という方は登録して損はないでしょう。

エージェントのようなアドバイザーも付かないため、求人の応募、面接日時の調整もすべて自分で調整しなければいけませんが、自分のペースに合わせていつでも転職活動が行えます。

気軽に応募ができることから、転職サイト経由では多くの人が応募をするため、ライバルが増え、採用率が低くなってしま傾向があります

そのため、自分に合った求人をある程度自分で見極められる人や、自身のアピールポイントを理解していることが重要です。

自分に合った求人を紹介してもらうなら転職エージェント経由がおすすめ

専任のアドバイザーがキャリアカウンセリングを行い、自分の強みや志向性に合った求人を紹介してれるため、自分に合った求人が見つかりやすいです。

また履歴書や職務経歴書の添削、面接アドバイスなども行ってくれるため、自分の転職スキルを向上させるためにも、転職初心者には最もおすすめの方法です。

日程調整や、条件面の交渉も仲介してくれるため、企業とのやり取りのに時間を使う必要がないため、在職中の方でも短期間でスムーズに活動をすることができます。

一方で、企業側には、採用コストがかかることから、転職エージェント経由の応募はシビアな目で見られるケースもあり、直接応募と比較すると採用ハードルが少し高くなる可能性があります。

応募手法別の違いまとめ

応募手法別のメリット・デメリットのまとめは以下の通りです。

それぞれ、特徴が違うことが理解いただけたと思います。

転職初心者は、エージェント+複数の応募手法がおすすめ

それぞれの応募手法のメリット・デメリットを説明しました。

じゃあ結局自分にはどれがあっているの?と思われるかもしれませんが、転職初心者の方や、未経験職種へのキャリアチェンジを考えている方は、まずはエージェントに登録することが重要です。

理由としては、初めにエージェントに登録することで、自分の転職軸の整理ができたり、履歴書や職務経歴書のアップグレードができ、自身の転職スキルの底上げができるからです。

逆に初めから、直接応募をしてしまうと、自分の本命の企業なのに、何も準備できていないまま、来週面接になってしまった!みたいなことがあります。

キャリア隊長

RPGで例えると、経験値積まずにLv1のままラスボスに挑むいたいなもんだぞ!

未経験職種へのチャレンジの場合は、自分のキャリアの棚卸しをしっかり行ったり、今の市況感に合わせて活動をするなど、戦略的に転職活動を行うことが必要不可欠です。

私が転職に成功した時も、エージェントでキャリアの棚卸しをしてもらうことで、自分でも気付かなかった強みや、訴求ポイントを引き出してもらったり、細かい履歴書・職務経歴書の書き方を指導してもらいました。

ちなみに、エージェントに登録したからといって、求人に絶対に応募しないといけなかったり、他の経由で応募できないということは全くありません。

ですので、まずはエージェントの無料カウンセリングで、自身のレベルアップを目指し、その後は状況によって他の応募手法も検討するのが良いでしょう。

第二新卒・20代の転職にお勧めの転職エージェント

私が実際に使ってみて、キャリアアドバイザーが本当に親身に相談してくれたおすすめのエージェントを紹介します。

下記リンクから、無料のカウンセリング予約が簡単に出来るので、転職スキルの向上や、情報収集のために、まずは気軽に相談してみましょう。

すぐに求人応募する必要はないので、それも踏まえて相談すると良いと思います。

■ネオキャリア

第二新卒に特化して、1人あたり平均10時間の手厚いサポートが強みのエージェント。
ブラック企業を除外、優良企業のみを厳選して紹介してくれるので、働き方を少しでも良くしたいという方にお勧めです。

  1. 初回面談は最大2時間!一緒にキャリアプランからカウンセリング
  2. 履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成もフォロー
  3. ブラック企業を除外、優良企業のみのご紹介で安心して就活

【第二新卒エージェントneo】 無料登録(公式サイト)はこちら

■マイナビAGENT

20代や第二新卒の転職に強く、キャリアアドバイザーの質が高いことで有名です。
ベンチャーから大手まで優良企業の求人を豊富に扱っているので、どんな企業が合っているのかわからないという方にお勧めです。

初回面談は簡単に下記から予約できるので、まずはカウンセリングをして判断してみることをおすすめします!

\無料カウンセリング予約はこちら/
マイナビエージェント

まとめ

おすすめの転職方法は、エージェントに登録して転職のスキルを磨いたうえで、自分に合った応募手法を組合わせることです。

それぞれメリット・デメリットがあるので、しっかりそれを認識したうえで応募することが重要です。

後悔のない転職になるように、しっかりと情報収集して活動を進めてみてください!

ABOUT ME
カワセミ
・人材会社にて転職支援/人材育成/組織開発などのキャリア支援 ・100社以上の採用コンサル、若手の転職支援実績あり ・キャリアの悩みを解決するためにブログで情報発信 ・Twitterでは、転職×副業の情報を毎日発信中